学童野球は大変？親は何するの？お金はどのくらいかかるの？

息子は４年生の５月に軟式学童野球クラブへ入団しました。次男で甘えん坊、大人とのかかわりは父・母・祖父・祖母・先生くらいでした。1年生の春からサッカークラブに入りましたが、週１の練習だったので、ほとんど成長を感じませんでした。サッカーを辞め野球を始めましたが、クラブの練習量に驚きました。
平日は放課後練習。練習場所は小学校のグラウンド。月曜は休みで、火曜から金曜は放課後～18：30まで。土日は8：00～16：00の一日練習、または練習試合。休日の休みはお盆に１日、年末年始に5日ほど。たま～に雨のおかげで休みになることが年に数回。
大会成績は、地区予選は優勝数回。最高成績は県大会ベスト８。
以上が息子とクラブの状況です。

　まずはこれだけ練習しているわけですから、心も体もたくましくなりました！
筋肉がつき、体力もつき、風邪もひきにくくなり、運動能力が向上しました！
幼稚園の頃から徒競走で１等を獲ったことがなかったのですが、６年生の運動会ではリレーの選手に選ばれました！
　また、監督やコーチ、保護者のアドバイスや叱咤激励も多々ありまして
悔し涙を流すことも何度もありました。
　挨拶は基本中の基本で、保護者への挨拶からグラウンドへの礼、散歩でグラウンド付近を歩いているおじいさんへも大きな声で『おはようございます！』と自発的にしております。
　チームは１年生から６年生まで、全てが同じメニューではありませんが
共に助け合い、励ましあいながらきつい練習をがんばって乗り越えます。
下級生は上級生にいろいろなことを教わり、そしてプレーに憧れ成長します。
そして上級生になると今度は下級生に教えてあげ、プレーで引っ張ります。
その連鎖が上級生を敬う心を育み、タテ社会の概要を自然と身に着けることができました。
そして豊富な練習量は個々の能力を確実に向上させ、仲間と共に乗り越え、戦いに勝つことで
勝利の喜びを共感し、絆を深めていきました。
なのでこれだけは実感しています。
楽しく野球をすることはとても大切ですが、その先にある努力の積み重ねと勝利の喜びこそが
息子を大きく成長させてくれた。『このクラブで野球ができて良かったね』と。

ただですね、野球を始めたことで生活習慣はガラっと変わりました。
ＧＷ、夏休みの恒例の旅行は行けなくなり、趣味のキャンプもプロ野球観戦も行けなくなりました！我が家の長男をかまう時間も減り、夫婦で子供たちとかかわる時間に偏りが出ないように、
野球への保護者参加も調整していました。
また、毎日の宿題はとても大変だったと思います。我が家では建前上、学校優先と言って聞かせましたので宿題は必須事項。どんなに疲れて帰ってきても宿題だけは必ずさせました。
　保護者の負担でいうと、お母さんは当番制でした。やはり小学生は水分補給も促す必要があり、
体調不良やケガの際はお母さんのケアが必要になりますので、当番は大切な役割であったと思います。
　一方、お父さんは練習の補助や試合時の審判など、やはり役割がありました。
試合にレギュラーで出るようになればなるほど、父の参加率も良くならざるを得ませんでした。
野球経験者ではないお父さんには審判はハードルが高く、何度も実戦経験を積むしかありません。
道具、用具はそこそこお金がかかります。

服　　　　＝　練習着、練習試合着、公式試合着（ユニフォーム）、帽子

グローブ　＝　内野、外野、投手、オールラウンドの四種（8千円～2万円）

ミット　　＝　ファーストミット、キャッチャーミット（1万円～3万円）
　　　　　　　※キャッチャーやファースト、ピッチャーをやる子は、2種のグローブが
　　　　　　　　必要になる場合が多いです。
スパイク　＝　チームでお揃いにすることがほとんどです。（5千円～1万円）

バット　　＝　高反発ウレタン、カーボン、ジュラルミン、金属（数千円～4万円）
　　　　　　　※現在はミズノのビヨンドシリーズ（高反発ウレタン）が主流で最高ランクのレガシーが
　　　　　　　　大人気です。（4万円以上）たしかに打ったボールはすっ飛びます！